お風呂(浴室)フルリフォームの種類と費用相場について

「床が冷たい」「掃除が大変」「浴槽が狭い」「冬の脱衣所が寒い」など、お風呂の悩みは毎日の快適さや安全性に大きく影響します。浴室フルリフォームは、見た目を新しくするだけの工事ではありません。ヒートショックの予防につながる断熱性の向上、カビや結露を抑える換気計画、給湯や動線まで含めた設計によって、安心して長く使える空間に整えることが目的です。

匠プラスでは、浴室単体ではなく洗面所(脱衣所)も含めた一体的なリフォームをご提案します。数あるメーカーの中から、それぞれの製品特性を踏まえ、お客様が求める「断熱性」「清掃性」「使い勝手」「安全性」に合ったメーカー・仕様を選定。さらに、補助金や助成制度を活用できる場合は、それらを取り入れながら、同じご予算でも性能を高められるプランを検討します。

本ページでは、浴室フルリフォームの工事範囲、必要になるケース、設計の考え方、工期と費用の目安、補助制度、見積りで注意すべきポイントまでを分かりやすくまとめました。無料の現地調査からご相談いただけますので、「フルでやるべきか迷っている」という段階でもお気軽にご相談ください。

お風呂フルリフォームとは?どこまで工事するのか

お風呂フルリフォームとは

フルリフォームで対象となる工事範囲

フルリフォームは「浴室本体を新しくする」だけではなく、快適性・安全性・耐久性に関わる周辺要素まで含めて整える考え方です。代表的には、以下の範囲をまとめて設計します。

  • 浴室本体(ユニットバス/在来浴室の仕上げ)
  • 断熱(床・壁・天井/浴槽保温/必要に応じて脱衣所)
  • 換気(換気経路・換気扇能力/換気乾燥暖房機の要否)
  • 給湯(給湯器/追い焚き/配管の劣化状況と更新)
  • 安全性(段差解消/手すり/滑り対策/出入口幅)
  • 脱衣所(床・壁・天井の復旧/内装/収納/寒さ対策)

匠プラスでは、浴室の更新を「点」ではなく、住まい全体の快適性を高める「面」として捉え、ムダの少ない範囲で最適化します。

一般的な「浴室リフォーム」との違い

一般的な浴室リフォームは、設備交換や部分的な改善が中心になることがあります。一方、フルリフォームは「寒さ」「カビ」「老朽化」「安全性」「動線」をまとめて解決しやすいのが特徴です。見積り比較の際は、浴室本体だけでなく、断熱・換気・給湯・脱衣所復旧がどこまで含まれているかが重要です。

浴室フルリフォームが必要になる代表的なケース

浴室フルリフォームが必要になるケース

寒さ・結露・ヒートショック対策が必要な場合

浴室が冷える、脱衣所が寒い、結露やカビが増えるといった症状は「断熱」と「換気」が不足しているサインかもしれません。浴室本体の断熱だけでなく、脱衣所の断熱や換気計画まで含めて設計することで、体感が大きく変わります。

老朽化・配管劣化・下地傷みが進んでいる場合

築年数が進むと、見えない部分(下地・防水・配管)に劣化が出ているケースがあります。表面だけを新しくすると、後から補修が必要になりやすいため、現地調査で状況を確認し、必要な範囲を見積に反映することが重要です。

浴室と脱衣所の使い勝手を根本から見直したい場合

浴室の出入口が狭い、段差がある、収納が足りない、動線が悪いといった不満は、設備交換だけでは解決しづらいことがあります。フルリフォームでは、出入口・段差・収納・照明などをまとめて見直せるため、満足度が上がりやすい傾向があります。

浴室フルリフォームで必ず検討すべき設計ポイント

浴室フルリフォームの設計ポイント

断熱設計(浴室・脱衣所・床・壁・天井)

「浴室は暖かくなったのに、脱衣所が寒い」「床が冷たい」といった後悔は、断熱範囲の不足が原因になりやすいです。床・壁・天井の断熱、浴槽保温、必要に応じて脱衣所の断熱まで含め、体感とコストのバランスを最適化します。

換気・乾燥・カビ対策の考え方

カビ・臭い・結露は、換気扇の能力だけでなく、換気経路の設計や室内の湿気条件に左右されます。換気乾燥暖房機を付ける/付けないは、暮らし方とコストに合わせて判断し、過不足のない仕様に整えます。

給湯・追い焚き・配管更新の必要性

給湯器の寿命や配管の劣化状況によっては、浴室工事と同時更新の方が合理的です。後から配管や機器を更新すると、手間や復旧費が増えることがあるため、現地調査で「同時施工のメリット」を整理します。

安全性と動線(段差・出入口・手すり)

段差解消、滑りにくさ、手すり、出入口幅などは、日々の安心に直結します。将来のことも踏まえつつ、必要な範囲から優先順位をつけて整えます。

浴室フルリフォームの種類と工期の目安

浴室フルリフォームの種類と工期

お風呂フルリフォームの施工事例1

  • お風呂フルリフォーム前BEFOREBEFORE
  • お風呂フルリフォーム後AFTERAFTER
施工エリア
埼玉県志木市上宗岡
工法名称
高断熱ユニットバス工法
ユニットバス解体・処分
200,000円
ユニットバス周り 造作
100,000円
関連設備工事(電気・水道)
120,000円
ユニットバス交換
630,000円
合計
1,050,000円(税別)

お風呂フルリフォームの施工事例2

  • お風呂フルリフォーム前BEFOREBEFORE
  • お風呂フルリフォーム後AFTERAFTER
施工エリア
埼玉県志木市本町
工法名称
大工造作 在来工法
既存在来浴室解体・処分
200,000円
基礎新設
60,000円
ユニットバス周り 造作
160,000円
窓交換(同サイズ)
50,000円
関連設備工事(電気・水道)
180,000円
ユニットバス交換1416サイズ
650,000円(LIXILリデア)
合計
1,300,000円(税別)
備考
  • 洗面所側内装補修等は別途

在来浴室からユニットバスへのフルリフォーム

在来浴室(タイル張りなど現場施工)を解体し、ユニットバスへ変更するケースです。断熱性・清掃性を高めやすく、設備も組み込みやすいのが特徴です。

  • 工期目安:4〜8日
  • ポイント:解体後に下地・土台の状態を確認し、必要な補修を前提に計画

既存ユニットバスを含めた全面更新

既存ユニットバスを新しいユニットバスへ交換し、合わせて断熱・換気・給湯・脱衣所復旧なども整えるケースです。フルリフォームとして「周辺要素まで含めて最適化」しやすいパターンです。

  • 工期目安:2〜6日
  • ポイント:寸法次第でサイズアップの可能性が出る場合もある

在来浴室を在来のまま一新するケース

デザイン性や素材のこだわりから、在来のまま仕上げを一新するケースです。自由度が高い反面、下地・防水・施工品質が仕上がりと耐久性に直結します。

  • 工期目安:3週間程度〜
  • ポイント:工程が増えるため、費用が上がりやすい傾向

浴室フルリフォームの費用相場と内訳

フルリフォームの価格帯目安

浴室のまるごとリフォーム(浴室一式)では、一般的に50万円〜100万円前後の事例が多く見られます。浴室サイズ、商品グレード、断熱・換気・給湯などの付帯工事の有無で総額は変動します。在来浴室を在来のまま一新するケースは、下地・防水・仕上げの工程が増えるため、費用が上がりやすい傾向があります。

費用が大きく変わる要因

要因 増減の理由 対策の考え方
浴室サイズ 本体価格・搬入・施工量に影響 「入る規格」と「欲しい広さ」を現地で最適化
本体グレード 浴槽素材、床・壁仕様、清掃機能など 必須機能を先に決め、オプションを整理
解体・下地 在来撤去、土台補修、防水や補強 劣化状況を事前に把握し、見積へ反映
配管・電気 給排水位置変更、換気乾燥暖房機、照明 後付けより「同時施工」で工程重複を削減
脱衣所との同時施工 内装・断熱・収納など範囲が広がる 快適性と統一感が上がり満足度が高い

匠プラスでは、浴室本体だけでなく、断熱・換気・給湯・脱衣所まで含めた「ムダの少ない設計」によって、総費用と満足度のバランスを最適化します。

「フルでやった方が結果的に安くなる」ケース

フルリフォームは一度の工事範囲が広く見えますが、条件によってはトータルコストを抑えられることがあります。例えば、浴室工事後に給湯器や配管を更新する場合、再度の工事・復旧が発生しやすく、結果として割高になるケースがあります。現地状況と耐用年数を踏まえ、「同時施工のメリットが大きい範囲」を整理して計画するのが合理的です。

浴室と脱衣所を一体でフルリフォームするメリット

浴室と脱衣所を一体でフルリフォーム

体感温度・清掃性・満足度が大きく変わる理由

浴室が新しくなると、脱衣所の寒さや収納不足、床の劣化が気になりやすくなります。浴室と脱衣所を一体で整えることで、温度差・結露・見た目の統一感まで含めて改善しやすくなり、満足度が高い傾向があります。

工期とコストをまとめて最適化できるポイント

同時施工は工程の重複(養生・解体・配管・電気など)を減らしやすく、結果として費用を抑えられる場合があります。匠プラスでは、ユニットバスの規格と現場寸法を丁寧に確認し、「入るサイズ」と「使い勝手」の両面で最適化します。

浴室フルリフォームで使える補助金・助成制度

バリアフリー改修(手すり、段差解消、引き戸化など)を含む場合、制度の対象になることがあります。制度は自治体や年度で内容が変わるため、着工前に確認しておくことが重要です。

介護保険の住宅改修が使えるケース

  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • 引き戸等への扉の取替え
  • 滑り防止など床材変更(状況により)

対象可否は個別条件で変わります。匠プラスでは、計画段階で制度利用の可能性を整理し、必要書類の準備も含めてサポートします。

性能向上リフォームとして評価されるケース

在来浴室からユニットバスへの変更が、住宅全体の性能向上(省エネ・劣化対策等)とセットで評価される場合があります。対象要件や補助枠は変動しやすいため、検討段階で最新情報を踏まえて計画することが大切です。

失敗しない浴室フルリフォームの見積りチェック

見積りチェックポイント

浴室フルリフォームは、浴室本体だけでなく、解体・下地・配管・電気・換気・脱衣所復旧など複数工程が重なる工事です。見積の「明細の出し方」で、追加費用リスクが大きく変わります。

見積書で必ず確認すべき項目

  • 本体仕様:メーカー・シリーズ・サイズ・主要オプションが明記されているか
  • 解体・処分:解体範囲、産廃処分、養生の有無が明確か
  • 下地・防水:補修の前提が書かれているか(不明瞭だと追加になりやすい)
  • 給排水・電気:配管移設、換気、照明、暖房機の工事が含まれているか
  • 脱衣所復旧:壁・床・天井の復旧範囲と仕上げ仕様が明確か
  • 保証・窓口:施工保証の範囲、連絡先、点検の考え方が示されているか
確認項目 NG例 OK基準
本体仕様 「ユニットバス一式」 シリーズ・サイズ・主要仕様を明記
解体・処分 「別途」や記載なし 養生・解体範囲・処分費を明細化
下地・防水 現場で判断 想定範囲と追加条件を事前に提示
配管・電気 一式で不明 給排水・電気・換気を分けて明記
脱衣所復旧 復旧範囲が曖昧 床・壁・天井の範囲と仕上げ材を明記

匠プラスでは、現地調査の内容をもとに「何が含まれていて、何が条件で変動するのか」を見える化し、比較しやすい見積をご提示します。

追加費用が発生しやすいポイントと防ぎ方

追加の多くは、着工後に判明する劣化や、仕様変更によって発生します。事前のすり合わせが最も重要です。

  • 下地の傷み:解体後に木部や土台の劣化が見つかる
  • 配管の老朽化:漏水リスクや劣化が判明し更新が必要になる
  • 仕様変更:浴槽・壁パネル・暖房機などの追加

匠プラスは、想定リスクと対応方針を見積段階で共有し、追加が必要な場合も写真と根拠を提示したうえで進めます。

浴室フルリフォームの流れ(匠プラスの場合)

浴室フルリフォームの流れ

現地調査で確認する内容

  • 浴室寸法(規格サイズの可否/サイズアップ余地)
  • 換気状況(換気経路/換気扇能力/結露の出方)
  • 断熱状況(床・壁・天井/脱衣所の寒さ要因)
  • 配管・給湯(劣化状況/同時更新の必要性)
  • 下地・防水(劣化リスク/補修範囲の想定)

現地状況とご要望を踏まえ、必要な範囲と優先順位を整理し、ムダのないプランを組み立てます。

プラン提案から工事完了までの流れ

  • お問い合わせ
  • 現地調査・ヒアリング
  • プラン・仕様整理(優先順位の確認)
  • 見積提示(変動条件の明確化)
  • 工事(工程表の共有/近隣配慮)
  • 完了確認・お引き渡し

よくある質問(浴室フルリフォーム)

工事中はお風呂に入れない期間は?

Q:工事中はお風呂に入れない期間はどれくらい?

A:ユニットバス交換で2〜6日、在来→ユニットで4〜8日が目安です。状況により前後しますので、工程表で事前にご案内します。

築年数が古くてもフルリフォームできる?

Q:築年数が古くてもフルリフォームできますか?

A:可能なケースが多いです。ただし、下地・配管・躯体の状態によって必要な補修範囲が変わるため、現地調査で状況を確認し、見積りに反映したうえで計画します。

メーカー選びはどう進めるべき?

Q:メーカーはどれを選べばいい?

A:メーカーごとに強み(清掃性、断熱、収納、サイズ対応など)があります。先に「改善したいこと」を整理し、その条件に合うシリーズを比較するのがおすすめです。匠プラスで比較検討もサポートします。

お風呂フルリフォームなら匠プラスにご相談ください

匠プラスは「使い勝手」と「長持ち」を最重視。浴室の更新だけで終わらせず、脱衣所・断熱・換気・給湯まで同時に整えることで、快適性とコスパを両立するプランをご提案します。無料現地調査から最適プランをご案内しますので、お気軽にご相談ください。

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