
6畳のフルリフォーム費用はいくら?費用相場と工事内容別の内訳、安く抑えるコツを解説
「和室として使っていた6畳の部屋を、子供部屋や寝室、書斎として使えるようにフルリフォームしたい」というご相談は少なくありません。1部屋だけの工事とはいえ、畳からフローリングへの張り替え、壁・天井のクロス張り替え、押し入れの改修、襖や障子の交換など、工事内容によって費用は大きく変わります。住まい全体のフルリフォーム費用相場はフルリフォームの費用相場、予算帯ごとの早見表はフルリフォームの相場早見表のページで解説しているため、ここでは6畳という1部屋単位のフルリフォームに絞って、費用相場・内訳・安く抑えるコツをご案内します。埼玉県・東京都で施工実績を持つ一級建築士事務所「匠プラス」がわかりやすく解説します。
私たち、匠プラスについて
- 匠プラスは、1968年創立の株式会社市之瀬工務店が運営するフルリフォーム専門店です。
- 一級建築士事務所として、間取り変更・耐震・断熱まで住まい全体を見てご提案します。
- 自社大工と信頼できる協力業者が連携し、細部まで丁寧に仕上げます。
- 木造住宅耐震診断士が在籍しており、古い住宅の耐震面も含めて相談できます。
- 埼玉県・東京都内で幅広く対応可能です。
結論:6畳のフルリフォーム費用は20万円〜100万円台が目安

6畳の部屋をフルリフォームする費用は、工事範囲によって20万円〜100万円台まで幅があります。畳をフローリングに張り替えて壁・天井のクロスを新調する程度の内装中心のリフォームであれば20万円〜50万円程度、押し入れをクローゼットに改修し襖や障子もドアや引き戸に交換する一般的なリフォームであれば50万円〜100万円程度、間仕切りを変更してリビングと一体化させるなど間取りまで手を入れる全面的なリフォームになると100万円〜150万円程度が目安です。和室を洋室にする場合も基本的な内訳は同じですが、畳の下地の状態によって補修費用が加わることがあります。なお、フルリフォームは「リノベーション」とほぼ同じ意味で使われることもあります。ここでの費用は、浴室・キッチンなど水回り設備の移設は含まない、内装中心の工事を前提にした金額です。
【工事内容別】6畳をフルリフォームする費用の内訳

6畳のフルリフォームでどこにいくらかかるのか、工事内容別に費用の目安を見ていきます。
畳からフローリング・クッションフロアへの張り替え費用(目安8万円〜20万円)
畳をフローリングやクッションフロアに張り替える費用は、6畳分で8万円〜20万円程度が目安です。既存の畳を剥がして撤去し、下地の根太や合板の状態を確認したうえで、必要に応じて下地を補修してから無垢材や複合フローリングなどの建材を張ります。フロアタイルなど複合材を選ぶ場合や、防音・遮音性能を高める下地を追加する場合は、費用が上がる傾向にあります。材料費は選ぶフローリング材のグレードによって変わり、新しいフローリング材の耐久性やデザイン性を重視するほど費用は上がる傾向があります。畳の状態がまだ良ければ、裏返しや表替えだけで済ませて費用を抑える選択肢もあります。
壁・天井のクロス張り替え費用(目安8万円〜15万円)
土壁や砂壁、真壁仕上げの壁・天井をクロス張りに変える費用は、6畳分で8万円〜15万円程度が目安です。既存の壁が土壁の場合は、下地に石膏ボードを新設してからクロスを張る工程が必要になり、その分費用が上がります。断熱材を壁の中に追加する場合や、珪藻土・漆喰など自然素材の壁材、塗装仕上げを選ぶ場合も、標準的なクロス張りより費用が高くなります。
押し入れをクローゼットに改修する費用(目安10万円〜25万円)
押し入れをクローゼットやウォークインクローゼットに改修する費用は、10万円〜25万円程度が目安です。中段を撤去してハンガーパイプと棚を新設するシンプルな改修であれば費用を抑えやすく、扉を開き戸から引き戸に変更したり、収納の奥行き・間口を広げたりする場合は費用が上がります。棚やハンガーパイプの設置箇所を工夫することで、限られた収納力を効率よく向上させられます。衣類を掛けて収納する使い方に変える場合は、湿気対策として通気性を確保しておくと安心です。
襖・障子をドアや引き戸に交換する費用(目安5万円〜15万円)
襖(ふすま)や障子をドア・引き戸・フレンチドアなどに交換する費用は、1〜2箇所で5万円〜15万円程度が目安です。建具そのものの価格に加えて、枠の造作や周辺の壁の補修が必要になるかどうかで費用が変わります。洋風の引き戸やドアに交換すると部屋全体の印象が大きく変わります。和紙の張り替えで済む場合はより低い費用で対応できるため、隣室との仕切りとしての機能を保ちたいだけであれば、建具ごと交換せずに済むケースもあります。
用途別に見る6畳フルリフォームのプラン例

6畳という広さは、和室から洋室への転用に限らず、家族構成やライフスタイルの変化に合わせてさまざまな用途への転用が検討されます。用途によって重視すべき工事内容が変わるため、代表的なプラン例をご紹介します。
和室を洋室にして子供部屋・寝室にする場合
和室を洋室にして子供部屋や寝室として使う場合は、畳からフローリングへの張り替え、押し入れからクローゼットへの改修を中心に、段差の解消やコンセント位置の見直しを合わせて行うのが一般的です。壁紙や天井クロスに明るい色を選ぶと部屋の印象を一新でき、インテリアの選び方の幅も広がります。和室の落ち着いた和風の雰囲気を残したい場合は、押し入れや建具だけ手を入れる部分リフォームという選択肢もあります。高齢者と同居する場合は、将来の手すり設置を見据えた下地補強をあわせて行うと安心です。将来的な間仕切りの追加を見据えて、下地の段階で配線や補強を仕込んでおくと、後からの変更がしやすくなります。
書斎・ワークスペースにする場合
書斎や在宅ワーク用のスペースにする場合は、収納力よりも防音性や採光、コンセント・配線の使い勝手が優先されます。壁に吸音材を仕込んで隣室への音漏れを抑えたり、窓のサッシを見直して断熱性を高めたりすることで、集中しやすい空間に仕上げやすくなります。家具の配置や照明を工夫すれば、モダンでおしゃれな雰囲気の書斎にも仕上げられます。
リビングと一体化して開放的な空間にする場合
隣接するリビングやダイニングと間仕切りを解体して一体化させ、広いLDKにする場合は、内装工事に加えて壁・柱の構造計算や補強が必要になることがあります。構造上撤去できない柱や壁が残る場合もあるため、間取り変更を伴うプランは早い段階で建築士や施工会社に現地を見てもらい、可否を確認しておくことをおすすめします。
マンションと戸建てで異なる注意点

6畳のフルリフォームは、中古住宅や中古マンションを購入してから行うケースも多く、建物がマンションか一戸建てかによって確認しておきたいポイントが異なります。
マンションの場合:管理規約と遮音等級(L等級)を確認
マンションでは、リフォーム内容が管理規約の範囲内かどうかを事前に確認する必要があります。特に畳からフローリングへの変更は、床の遮音性能に関する規約(L等級など)が定められているマンションが多く、規約に適合しない床材を使うと工事後にトラブルになることがあります。管理組合への事前申請が必要な場合もあるため、契約前に管理規約を取り寄せて確認しておくと安心です。
戸建ての場合:断熱・耐震補強が必要になることも
戸建てで築年数が経過している場合は、壁や床をはがしてみて初めて断熱材の劣化や柱・土台の傷みが見つかることがあります。6畳という限られた範囲の工事であっても、建物全体の耐震性に関わる柱や梁に手を加える場合は補強が必要になり、当初の想定より費用が上がることがあります。老朽化が気になる場合は、着工前に現地調査で床下・天井裏の状態を確認してもらうと、想定外の追加費用を抑えやすくなります。断熱材を追加すると費用は増える一方、冬場の快適性向上にもつながります。
6畳フルリフォームの費用を安く抑えるコツ

6畳という限られた範囲でも、工事範囲が広がれば工期が延び費用も高額になりやすいものです。ここでは賢く費用を抑える代表的なコツを4つご紹介します。
工事範囲に優先順位をつける
畳・壁・収納・建具のすべてを一度に変えるのではなく、生活の不便が大きい箇所から優先順位をつけて工事範囲を決めることで、予算に応じた費用調整がしやすくなります。押し入れの中段だけ撤去して収納の使い勝手だけ改善するなど、部分的な工事に絞る選択肢もあります。
既存を活かす「敷くだけフローリング」も選択肢に
畳の状態が悪くなければ、既存の畳の上に敷くだけのフローリングシートやDIYで対応できる工程を取り入れることで、費用を抑えられる場合があります。ただし、防音性能や耐久性は張り替え工事に比べて劣ることがあるため、長く使う部屋であれば、施工会社に相談したうえで工法を選ぶことをおすすめします。自然素材にこだわりたい場合は、目立つ壁面だけ質の良い素材を使い、ほかは費用を抑えた素材にする方法もあります。
補助金・火災保険が使えないか確認する
断熱改修などの省エネ工事やバリアフリー化を伴う工事では、国や自治体の補助金・助成金、介護保険の住宅改修費支給制度を利用できる場合があります。また、経年劣化ではなく自然災害(風災など)が原因の傷みであれば、火災保険の対象になることもあります。対象となる工事内容や条件は制度・保険会社によって異なり、内容が変更されることもあるため、詳細は自治体の窓口や保険会社、必要に応じて税理士など専門家にご確認ください。
複数社から見積もりを取って比較する
同じ6畳のフルリフォームでも、業者によって価格の考え方や得意な工法が異なります。複数社から見積もりを取り、工事内容の内訳を比較することで、適正な費用感をつかみやすくなります。極端に安い見積もりは、工事範囲や材料のグレードが想定と異なっている可能性があるため、内訳まで確認したうえで比較し、業者選びの参考にしましょう。
6畳フルリフォームに関するよくある質問

6畳のフルリフォームについてよくいただく質問にお答えします。
Q. 畳の表替えだけでも部屋の印象は変わりますか?
畳表を新しくする表替えだけでも、部屋の雰囲気は明るくなります。ただし、畳を洋室のフローリングに変えるほどの見た目の変化は出ないため、和室のまま使い続ける前提で費用を抑えたい場合に向いている方法です。
Q. DIYで安くできる部分はありますか?
壁紙の張り替えや、既存の畳の上に敷くだけのフローリングシートの施工など、比較的簡単な工程はDIYで対応できる場合があります。一方で、下地の補修や建具の交換、電気配線に関わる工事は専門知識が必要になるため、無理をせず施工会社に依頼することをおすすめします。
Q. 見積もりより費用が上がることはありますか?
壁や床をはがしてみて初めて、下地の傷みや配管・配線の不具合が見つかった場合は、追加の費用が発生することがあります。追加工事に着手する前に、内容と費用について説明を受け、承認したうえで進める流れになるのが一般的です。契約前にこの連絡・承認のフローを確認しておくと、想定外の費用差を防ぎやすくなります。
Q. 6畳のリフォームでよくある失敗はありますか?
壁紙や床材の色を、部屋の雰囲気に合う色のつもりでカタログだけで選んでしまい、実際に施工するとイメージと違ったという失敗はよくあります。可能であれば施工会社にサンプルを取り寄せてもらい、部屋の中で確認してから決めることをおすすめします。
まとめ

6畳のフルリフォーム費用は、内装中心の工事であれば20万円〜50万円、収納・建具まで含めると50万円〜100万円、間取り変更を伴う全面リフォームでは100万円〜150万円程度が目安です。マンションでは管理規約や遮音等級、戸建てでは断熱・耐震補強の要否など、建物の種類によって確認しておきたいポイントも異なります。住まい全体のフルリフォームを検討している場合の費用相場はフルリフォームの費用相場、予算帯ごとの早見表はフルリフォームの相場早見表のページもあわせてご覧ください。「1部屋だけリフォームした場合の費用感を知りたい」「まずは概算だけ知りたい」といったご相談も歓迎です。現地調査をもとに丁寧にヒアリングを行い、間取りや動線に合わせた設計・プランをご提案し、自社の職人による仕上がりまで一貫して対応するのが匠プラスの強みです。埼玉県・東京都で6畳のフルリフォームをご検討中の方は、一級建築士事務所である匠プラスまでお気軽にご相談ください。
私たち、匠プラスについて
- 匠プラスは、1968年創立の株式会社市之瀬工務店が運営するフルリフォーム専門店です。
- 一級建築士事務所として、間取り変更・耐震・断熱まで住まい全体を見てご提案します。
- 自社大工と信頼できる協力業者が連携し、細部まで丁寧に仕上げます。
- 木造住宅耐震診断士が在籍しており、古い住宅の耐震面も含めて相談できます。
- 埼玉県・東京都内で幅広く対応可能です。