
一軒家のフルリフォーム費用はいくら?建て替え・マンションとの比較でわかる相場
「一軒家が古くなったら、フルリフォームと建て替え、どちらが得なのか」「マンションへの住み替えと比べて、費用はどのくらい違うのか」というご相談をよくいただきます。一軒家のフルリフォーム費用は、内装中心の部分的な工事か、外装・耐震まで含めた全面的な工事かによって、300万円台から2500万円以上まで幅が出ます。ここでは一軒家ならではの検討軸として、建て替え(新築)・マンションへの住み替えとの費用比較、工事内容別の費用相場までをまとめました。延床面積・坪数別の詳しい早見表は戸建てのフルリフォーム費用相場、予算別にできる工事範囲はフルリフォーム費用 一戸建てのページもあわせてご覧ください。埼玉県・東京都で施工実績を持つ一級建築士事務所「匠プラス」がご案内します。
私たち、匠プラスについて
- 匠プラスは、1968年創立の株式会社市之瀬工務店が運営するフルリフォーム専門店です。
- 一級建築士事務所として、間取り変更・耐震・断熱まで住まい全体を見てご提案します。
- 自社大工と信頼できる協力業者が連携し、細部まで丁寧に仕上げます。
- 木造住宅耐震診断士が在籍しており、古い住宅の耐震面も含めて相談できます。
- 埼玉県・東京都内で幅広く対応可能です。
結論:一軒家のフルリフォーム費用は300万円台〜2500万円以上、建て替えの5〜7割が目安

2026年現在の目安として、一軒家のフルリフォーム費用は、内装・水回りを中心にした表層リフォームなら300万円台〜800万円程度、外壁・屋根まで含めた全面的な内外装フルリフォームで800万円〜1500万円程度、構造体以外をすべて作り直すスケルトンリフォームになると1500万円〜2500万円以上が目安です。古い一軒家でも、延床面積が小さくコンパクトな建物であれば費用を抑えやすい傾向があります。同じ延床面積で建て替え(新築)を選んだ場合と比べると、フルリフォームは基礎・構造体をそのまま活かせる分、総額でおおむね5割〜7割程度に抑えられるケースが多いといえるでしょう(工事範囲や建物の状態によって差があります)。一軒家にこのまま住み続けるか、建て替えるか、マンションへ住み替えるかを迷っている方は、まず「フルリフォームならどのくらいの費用で、どこまで一新できるか」を知っておくと、選択肢を比較しやすくなります。
一軒家のフルリフォームと建て替え(新築)、費用はどのくらい違う?

一軒家を一からハウスメーカーや工務店に依頼して新築で建てる場合、延床面積30坪前後であれば坪単価70万円〜100万円程度が目安となり、総額2100万円〜3000万円程度が一つの目安です。加えて建て替えでは、既存の建物の解体費用(100万円〜200万円程度)、着工から竣工までの工期が長くなる分の仮住まい費用、地盤調査・地盤改良費用、登記や不動産取得税などの諸費用も別途発生します。一方、一軒家のフルリフォームは既存の基礎・構造体をそのまま活かせるため、同じ延床面積でも総額500万円〜1500万円程度に抑えられるケースが多く、解体費用や仮住まい期間、工期も建て替えより短く済む傾向があります。また、立地や建築時期によっては現行の建蔽率・容積率が変わっており、建て替えると今と同じ床面積で建てられない「再建築不可物件」に該当するケースもあるため、その場合はフルリフォームが実質的な選択肢になります。マンションと違って管理組合の承認が不要な一軒家では、施主として工事範囲を自分たちで決められる自由度の高さも、フルリフォームを選ぶ理由の一つです。ただし、旧耐震基準の建物で耐震補強まで必要な場合や、柱・梁など残す部分を最小限にして構造体からやり直すスケルトンリフォームまで踏み込む場合は、建て替えとの費用差が縮まることもあるため、まずは現地調査を受けたうえで具体的な費用を比較することをおすすめします。
一軒家のフルリフォームとマンションへの住み替え、費用はどちらが安い?

一軒家からマンションへの住み替えを検討する場合、中古マンションの購入費用にリノベーション費用を加えた総額で比較する必要があります。中古マンション(60㎡〜70㎡程度)はリノベーション費用500万円〜1000万円程度が目安となりますが、物件価格自体が地域や築年数によって大きく変動するため、一軒家のフルリフォーム費用と単純比較するのは難しい面があります。一方、一軒家にそのまま住み続けてフルリフォームを選ぶ場合は、新たな物件購入費用がかからず、マンションのような毎月の管理費・修繕積立金の負担も発生しません。庭や駐車場、増築の自由度など、一軒家ならではの暮らし方を維持できる点も、フルリフォームを選ぶ際の判断材料になります。今の暮らしを続けながら住まいを一新したい方には、フルリフォームが向いているケースが多いといえます。
【工事内容別】一軒家フルリフォームの費用相場

一軒家のフルリフォームでは、工事内容によって費用相場が変わります。ここでは主な工事内容ごとの費用目安をまとめました。
水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面)のリフォーム費用
キッチン・浴室・トイレ・洗面所の水回り4点をまとめて交換する場合、300万円〜400万円程度が目安です。壁付けキッチンをシステムキッチンに交換して対面式へ変更する場合はプラス30万円〜80万円程度、在来工法の浴室を防水性の高いユニットバス(システムバス)へ入れ替える場合は60万円〜100万円程度が目安です。トイレ単体の交換であれば30万円〜60万円程度、洗面室(洗面台)の交換であれば20万円〜40万円程度が目安になります。設備のグレードによって費用は変わり、標準グレードと上位グレードでは50万円〜100万円以上の差が出ることもあります。
内装(LDK・居室・玄関・収納)のリフォーム費用
リビング・ダイニング・キッチン(LDK)や洋室・和室・寝室の壁紙(クロス)・天井の張り替え、フローリングや畳の張り替え、建具の交換を含む内装リフォームは、部屋数や面積によって幅がありますが、居室1部屋あたり20万円〜40万円程度、LDKなどまとめて広い空間を一新する場合は80万円〜150万円程度が目安です。床材はフローリングのほか、カーペットやタイル、珪藻土の壁材を選ぶこともでき、素材のグレードによって費用は変わります。間仕切りを変更してLDKを広く取り直す間取り変更(3LDKから2LDKへの変更など)や、玄関収納・カウンター収納の設置も、この工事にあわせて検討されることが多い項目です。古くなった建材を撤去して張り替えるだけで、部屋全体の雰囲気はモダンな印象に生まれ変わる住まいへときれいに仕上げることができます。床材を変える際は、一軒家はマンションのような管理規約による遮音等級の制約がない分、素材を自由に選べる点もメリットです。開放的な空間にしたい、間接照明を取り入れたいなど、内装の見た目にこだわりたい方は事前にご相談ください。
外装・屋根(外壁塗装・屋根の葺き替え)のリフォーム費用
外壁塗装や屋根の葺き替え・重ね張りは足場を組む工事のため、まとめて行うことで足場代を重複させずに済みます。延床面積30坪(約100平米)前後の一軒家であれば、外壁を塗り替える工事が80万円〜180万円程度、屋根の葺き替えが100万円〜180万円程度、外壁・屋根をまとめて行うと180万円〜350万円程度が目安です。屋根やベランダの防水工事、雨漏りが疑われる箇所の補修もあわせて行うと、後から追加費用がかさむのを防ぎやすくなります。外装工事は職人が足場を組んで作業するため、屋根を新しく葺く工事と外壁塗装は同じタイミングでまとめて依頼するのが基本です。
耐震・断熱リフォームの費用
1981年の建築基準法改正前(旧耐震基準)に建てられた一軒家は、新耐震基準を満たすための耐震補強費用が別途100万円〜150万円程度かかることがあります。柱・梁・床下といった構造部分の補強や、床下の防水・防湿対策もあわせて必要になる場合があります。窓・サッシの交換や断熱材の追加といった断熱改修も、快適性や省エネ性能を高める工事として、耐震補強とあわせて検討されるケースが多く見られます。部位別のより詳しい費用内訳はフルリフォームの費用相場のページでまとめています。
築年数による一軒家フルリフォーム費用の違い

一軒家は築年数が経つほど、給排水管や屋根・外壁、基礎まわりの劣化が進んでいることが多く、フルリフォーム費用は高くなりやすい傾向があります。築20年前後で内装や設備の劣化が目立ち始め、築30年〜35年、築古と呼ばれる築40年〜50年を超えると配管や躯体の劣化が進んでいるケースも多く見られます。解体してみて初めて分かるシロアリ被害や構造材の腐食が見つかった場合は、補修費用が追加でかかることもあります。中古住宅として一軒家を購入してから自宅としてフルリフォームする場合は、持ち家として長く住み続けることを前提に、余裕を持った資金計画にしておくと安心です。延床面積・坪数別の詳しい早見表は戸建てのフルリフォーム費用相場のページでまとめています。
建物の構造(木造・鉄骨・RC造)による費用の違い

一軒家は木造・鉄骨・RC造(鉄筋コンクリート造)など建物の構造によっても、フルリフォームで選べる工法や費用が変わります。木造の一軒家は在来工法(軸組工法)が大部分を占め、柱・梁を活かしたまま耐震補強や間取り変更の自由度が比較的高い一方、RC造は構造体を活かした大規模なスケルトンリフォームが可能な反面、はつり工事など特有の工法が必要になり費用が高額になりやすい傾向があります。構造別の違いをより詳しく知りたい方はフルリフォーム費用 一戸建てのページもご覧ください。
資金計画:ローン・補助金・減税制度

一軒家フルリフォームでは、無担保のリフォームローンや、住宅ローン(フラット35など)を活用する方法があります。金利や借入可能額、返済期間、審査が通るかどうかは金融機関によって異なるため、複数のローンのプランを比較検討し、資金を確保しておくことが大切です。また、耐震補強や省エネ改修、バリアフリー化などの工事では、国や自治体の補助金、住宅ローン減税をはじめとした税金の軽減制度を活用できる場合があります。住宅ローン減税は主に所得税からの控除という形で還元される制度で、対象となる工事内容や補助額の上限、申請の条件は制度によって異なるため、詳しい適用条件は国土交通省や自治体の窓口、税理士など専門家にご確認ください。水回りの交換や間取り変更を伴う工事では、キッチンやお風呂が使えなくなる期間中の仮住まいの手配・家賃も資金計画にあらかじめ含めておくと安心です。
一軒家フルリフォームの費用を抑えるポイントと業者選び

一軒家フルリフォームの費用を抑えるには、まず家族の中で譲れない条件・優先順位を明確にし、リビングや水回りなど過ごす時間の長い空間にはこだわりを残しつつ、収納や廊下などはグレードを抑える、といったメリハリが有効です。外壁塗装と屋根の葺き替えをまとめて行い足場代を重複させない、複数の業者から相見積もりを取り工事範囲まで具体的に比較する、利用できる補助金・減税制度を確認する、といった工夫がコスト削減につながります。工事内容や設備のグレードは総額を大きく左右する要因のため、早めに複数のプランを提案してもらい、見えない配管や構造部分まで含めた総額の金額感を把握しておくと安心です。業者選びでは、ハウスメーカーや工務店、リフォーム会社それぞれの得意分野を情報収集したうえで、可能であれば過去の施工実例を見せてもらい、仕上がりのデザイン性や機能性のイメージをすり合わせておくと後悔しにくくなります。着工前の打ち合わせ期間を十分に取り、工期の見通しを共有しておくことも、追加費用や工期の遅れを防ぐポイントです。工事後に不具合が見つかった場合の保証内容を確認しておくことも、満足度の高いフルリフォームにするうえで欠かせません。予算に迷ったら、優先順位を見直す柔軟性を持ち、段階的に工事範囲を調整するという進め方もあります。
まとめ

一軒家のフルリフォーム費用をまとめると、内装中心の部分的な工事なら300万円台〜、外壁・屋根まで含めた全面リフォームで800万円〜1500万円程度、スケルトンリフォームになると1500万円〜2500万円以上が目安で、建て替えと比べておおむね5割〜7割程度に抑えられるケースが多いといえます。マンションへの住み替えと比較しても、物件購入費用や管理費・修繕積立金がかからない点は、一軒家に住み続ける選択肢としての強みです。延床面積・坪数別の詳しい早見表は戸建てのフルリフォーム費用相場、予算別にできる工事範囲はフルリフォーム費用 一戸建て、フルリフォームの基本的な考え方はフルリフォームとはのページもあわせてご覧ください。「今の一軒家をこのまま活かすべきか、建て替えるべきか」といった判断も、建物の図面と築年数、ご希望の工事範囲が分かれば概算でお答えできます。工事範囲やグレードの選び方次第で、愛着のある一軒家も理想の住まいに生まれ変わります。埼玉県・東京都で一軒家のフルリフォームをご検討中の方は、一級建築士事務所である匠プラスまでお気軽にご相談ください。
私たち、匠プラスについて
- 匠プラスは、1968年創立の株式会社市之瀬工務店が運営するフルリフォーム専門店です。
- 一級建築士事務所として、間取り変更・耐震・断熱まで住まい全体を見てご提案します。
- 自社大工と信頼できる協力業者が連携し、細部まで丁寧に仕上げます。
- 木造住宅耐震診断士が在籍しており、古い住宅の耐震面も含めて相談できます。
- 埼玉県・東京都内で幅広く対応可能です。